今の会社、いつ辞めようかな・・・
転職をする時は、今の会社の退職時期について必ず考えることになります。
もちろんあなたにとって都合の良いタイミングで今の会社を退職するのが一番いいのですが、転職による現職企業の退職時期は「12月末がベスト」だと私は思っています。
参考までに、私が転職した時の実際のスケジュールはこんな感じでした。
私も12月末で会社を辞めることを目標に転職活動をしていたら、転職もうまくいき、有休消化もできました。
この記事では、私の経験をもとに、転職する時の今の会社の退職時期について紹介します。
また、もし本格的な転職活動がまだなら、こちらも参考にしてみてください。
12月末の退職がおすすめな「4つの理由」
転職によって現職企業を退職するのに12月末での退職がおすすめな理由は次の通りです。
12月末の退職がおすすめな理由
- 退職交渉がしやすい
- 1月入社が転職先企業にとって好都合
- 10月頃から求人数が増える
- 冬のボーナスがもらえる
退職交渉がしやすい
1つ目の理由は、今の会社に対して12月末での退職交渉がしやすいからです。
12月末は会社内の仕事やプロジェクトの節目になりやすく、上長が退職日を反対しにくいタイミングです。
「今の会社にあまり迷惑をかけずに辞めたい」
もしあなたがこう考えているのであれば、退職交渉の観点で12月末の退職は本当におすすめです。
また、退職交渉の進め方はこちらにも書いていますので、ぜひ参考にしてください。
1月入社が転職先企業にとって好都合
2つ目の理由は、転職先企業にとって1月1日付の入社が好都合だからです。
1月は新しいスタートの時期で企業にとっては仕事始め、四半期の始まり月でもあり、中途入社を迎え入れる時期として好都合です。
転職の面接では、「いつ頃の入社をご希望ですか?」と企業から必ず聞かれます。
私も転職活動中の面接で入社時期の希望は毎回聞かれました。
私は「1月1日付の入社を希望しています」といつも答えていましたが、面接官の反応が良く好印象になりやすいと感じました。
また、1月入社に限った話ではないですが、企業にとっては中途入社を同じタイミングで迎え入れることで、社内研修や総務手続きをまとめて実施できることも好都合です。
実際に私が入社した企業では1月1日付の中途入社が私を含めて3人いました。大きな会社ではなかったので中途入社の同期がいることが嬉しかったです。
10月頃から求人数が増える
3つ目の理由は、10月頃から求人数が増えるからです。
上のグラフ(2022年の月別求人件数)を見ると、3〜4月と10〜11月に求人数が増えていることが分かります。
このうち10〜11月の求人は、企業にとっては年明け1月からの採用を狙っている求人です。
転職希望者が12月末に今の企業を退職したいと考えた場合、逆算して考えるとこの10月頃の求人に応募することになります。
企業の狙いと転職希望者の希望がちょうどマッチするタイミングのため、転職活動がスムーズに進みやすいです。
冬のボーナスがもらえる
最後の理由は、ボーナス支給がある場合の理由になりますが、冬のボーナスを貰ってから今の会社を辞めることができるからです。
多くの企業で冬のボーナスの支給が12月に設定されているため、退職日を12月末にすると金銭面で損をせずに今の会社を辞めることができると思います。
12月末以外におすすめの退職時期
中にはタイミング的に12月末の退職が難しいという場合もあると思います。
ですが、12月末以外にもおすすめの退職時期があります。
それは、「3月末での退職」と「夏のボーナスをもらってからの退職」です。
12月末以外におすすめの退職時期
- 3月末での退職
- 夏のボーナスをもらってからの退職
3月末での退職
転職による今の会社の退職時期として、3月末の退職もおすすめです。
なぜなら、3月末は年度末に当たる企業が多く、4月1日付入社が歓迎されやすいからです。
ただし、3月末が今の会社の年度末にも当たる場合は、今の仕事が忙しくなり、退職交渉が難しくなる可能性があります。
夏のボーナスをもらってからの退職
転職による今の会社の退職時期として、今の会社の夏のボーナスを貰ってからの退職もおすすめです。
夏のボーナスは6月か7月に支給される企業が多いと思います。
この場合、転職希望者は4月頃の求人に応募することになると思いますが、上で書いた通り3〜4月は求人数が増える傾向があり、その点でもおすすめです。
まとめ
今回は私の経験をもとに、12月末退職のおすすめ理由について紹介しました。
12月末の退職がおすすめな理由
- 退職交渉がしやすい
- 1月入社が転職先企業にとって好都合
- 10月頃から求人数が増える
- 冬のボーナスがもらえる
今の会社をいつ辞めるかを決めていない場合は、ぜひ12月末の退職が個人的におすすめです。
あなたは今の会社に退職することをまだ伝えていないと思うので、今後の退職に関する活動もがんばってください!