転職したからには周りにデキるところを見せたい!
転職後は、つい頑張りすぎてしまうことがあります。
ですが、頑張りすぎには要注意です。
私も以前、転職先の会社で「早く結果を出さなきゃ!」と張り切って、残業しながら新しい仕事を覚えたりしていました。
ですが、私は頑張りすぎていたら転職後3ヶ月くらいで疲れてしまいました。
私は転職後3ヶ月くらいで、また転職サイトを見始めたりしていました・・・
その後、私は疲れを感じたタイミングで自分なりに仕事のペースを落とすようにしてみました。
- なるべく残業をしないようにする(仕事が終わっていなくても)
- 仕事中にこまめに休憩を取る
- 疲れているときは仕事を休む
そうして自分のペースを取り戻すことで、また良いモチベーションで仕事をすることができるようになりました。
こうした経験から、転職後は頑張りすぎないことがとても大事だということを自信をもってあなたにお伝えできます。
今回は私の経験をもとに、転職後に頑張りすぎないほうがいい理由と、転職後になるべく早く活躍する方法を紹介したいと思います。
転職後に頑張りすぎないほうがいい理由
まず転職後に頑張りすぎないほうがいい理由です。
理由は4つあります。
転職後に頑張りすぎないほうがいい理由
- 頑張りすぎの状態が「あなたの普通の状態」だと思われるから
- 普通の頑張りで十分活躍できるから
- 長く活躍することが大切だから
- 体調を崩したくないから
頑張りすぎの状態が「あなたの普通の状態」だと思われるから
転職後に頑張りすぎないほうがいい一番の理由は、頑張りすぎの状態が「あなたの普通の状態」だと思われてしまうからです。
私はまさにこれでした・・・
転職後に無理をして頑張っていると、周りから「デキる人」だと思ってもらうことはできます。
ですが、その後が悲惨です。
デキる人だと思われてどんどん仕事を振られるようになり、最終的にはキャパオーバーになります。
周りに「めちゃめちゃ仕事ができる人」だと勘違いされないように、転職後はなるべくマイペースで仕事をすることをおすすめします。
普通の頑張りで十分活躍できるから
また、転職後は「頑張りすぎなくても十分活躍できる」というのも、頑張りすぎなくていい理由の一つです。
真面目に働いていれば頑張りすぎなくてOKです!
転職後の仕事には次のような特徴があります。
転職後の仕事の特徴
- 簡単な仕事から振られることが多い
- 前任者の引き継ぎなど、教えてもらう場面が多い
このように、転職後は普通に頑張っていれば十分に結果が出せる仕事が多いです。
そのため、無理して頑張る必要はありません。
あなたが普通に仕事をしていれば十分活躍できるでしょう。
長く活躍することが大切だから
「長く活躍する」ということも、転職後に頑張りすぎなくていい理由の一つです。
転職後にロケットスタートをして活躍できたとしても、その後もずっと活躍できなければ転職した意味がありません。
厚生労働省の調査によると令和4年の平均勤続年数は「12.3年」でした。(※1)
(※1 参考:厚生労働省 「令和4年賃金構造基本統計調査の概況」 結果の概況 「第2表 性、年齢階級別賃金、対前年増減率及び年齢階級間賃金格差」)
このデータを見ると、あなたが転職後の会社で12年以上働くことも十分考えられます。
途中で息切れしてしまってはいけません。
転職後すぐに活躍したい気持ちもあると思いますが、ぜひ長くコンスタントに活躍するイメージを持ちましょう。
「長く活躍できる=転職成功」とも言えそうですね。
体調を崩したくないから
転職して体調を崩さないようにすることも、頑張りすぎなくていい理由の一つです。
転職後にずっとハイペースで仕事をし続けていると、いつか必ず体が悲鳴をあげて体調を崩します。
当たり前のことですが、健康な体がなければ仕事を続けていくことはできません。
周りからの評価も大切ですが、ぜひあなたの体も大切にしてください。
転職後に頑張りすぎずに活躍するコツ
転職後に無理をせずに活躍するには、いくつかコツがあります。
ここではそのコツを紹介したいと思います。
転職後に頑張りすぎずに活躍するコツ
- 「すぐに活躍」ではなく「ずっと活躍」を意識する
- キーマンを把握する
- 分からないことはすぐに質問する
- 会社(職場)の文化を把握する
- 1つの仕事に集中する
- 報告・連絡・相談を怠らない
「すぐに活躍」ではなく「ずっと活躍」を意識する
まず大事な考え方です。
仕事はずっと続けていくものなので、「すぐに活躍」ではなく「ずっと活躍」を意識しましょう。
転職後の仕事は「100m走」ではなく「フルマラソン」のイメージです。
転職後に無理して頑張りすぎてしまうと、いつかそのペースが崩れます。
決して無理はせず、真面目に普通に仕事をこなしていくことを心がけましょう。
キーマンを把握する
転職後に活躍するには、仕事のキーマンを把握することが大事です。
ここでいうキーマンとは、あなたが仕事で悩んだり困ったりした時に、質問や確認をする相手のことです。
転職後は分からないことが多いと思います。
誰がその仕事に詳しいのか、誰がその仕事の権限を持っているのか、といったことが分かっていれば、そのキーマンに相談することができます。
まずはあなたの仕事のキーマンを把握しましょう。
仕事のキーマン
「キーマン」=「仕事中に質問や確認をする相手」のこと。
(キーマンの例)
- あなたの仕事に詳しい人(特定領域のベテランの人など)
- あなたの仕事に対する権限を持っている人(上長など)
分からないことはすぐに質問する
仕事をしていて分からないことがあれば、上で紹介したキーマンにすぐに質問するようにしましょう。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」、「相手も忙しそう・・・」と、転職後は場の空気を読んで遠慮してしまうこともあると思います。
ですが、むしろ逆で、転職後だからこそ「入社したばかりですいません、一つ教えてください。」と質問しやすい状況です。
分からないことがあればすぐに質問するようにしましょう。
会社(職場)の文化を把握する
転職後に活躍するために、会社の文化を早めに把握するようにしましょう。
会社によって文化は様々です。
異なる業界の場合はもちろん、同じ業界でも会社が違うと文化が違います。
具体的には、次のようなことを把握すると仕事が進めやすくなり、活躍しやすくなります。
(例)会社の文化を把握する
- 会社独自のルールがあるか
- 会社が今重視していることは何か
- 「トップダウン」か「ボトムアップ」か
- 「細かい報告」と「まとまった報告」のどちらが好きか
1つの仕事に集中する
転職後は色々な場面で「デキる自分」を見せたくなってしまいます。
ですが、「1つの仕事をしっかりこなす」ということを意識して仕事に取り組んでください。
理由は最初に紹介したことと同じです。
色々な仕事に手をつけてしまうと、「何でもできる人」と思われてしまい、あなたに仕事がどんどん振られてしまうからです。
転職後半年くらいは1つの仕事に集中して、慣れてきたら徐々に色々な仕事に携わるようにしましょう。
報告・連絡・相談を怠らない
いわゆる「ホウレンソウ」ってやつですね。
仕事の基本は転職後も同じです。
報告・連絡・相談を怠らないようにしましょう。
これができているだけでも、あなたの印象は十分良くなります。
転職後に頑張りすぎて疲れてしまったら・・・
転職後数ヶ月が経ち、もしあなたがすでに頑張りすぎている場合は、このままのペースで仕事をするのはおすすめしません。
私も同じ経験をしたので、あなたには無理をしないでほしいです・・・
疲れやモチベーションの低下を感じているのであれば、次のことを検討してみてください。
転職後に頑張りすぎて疲れてしまったら・・・
- 仕事のペースを落とす
- 仕事を少し休む
- 再度転職を検討する
仕事のペースを落とす
転職後に頑張りすぎて疲れているのであれば、まずは仕事のペースを少し落とすことを検討してください。
もしかしたら、自分で仕事のペースを作れない場合もあると思います。
そんな場合でも、例えば次のようなことは少しずつできるはずです。
仕事のペースを落とす
- 自分から無理に仕事を増やさない
- 毎週決まった曜日だけ定時退社する
少しずつでも構わないので、仕事のペースを落として、1つの仕事を確実にこなしていくようにしましょう。
仕事を少し休む
仕事のペースを自分でコントロールするのが難しい場合は、思い切って休みを取ることもおすすめです。
転職直後でも有休が付与されている場合は、ぜひ休みを取りましょう。
休み方は色々あると思いますが、私のおすすめは今から1〜2週間後に有休を取得することです。
なぜなら、「あと何日頑張ったら休みだ!」と、休みを目標に少しの間頑張ることができるからです。
仕事を休むことについてはこちらの記事も参考にしてみてください。
再度転職を検討する
少し疲れているだけなら転職なんて考えなくても構いません。
ですが、あなたがもし次の状況に当てはまるのであれば、そもそも今の職場があなたに合っていない可能性があります。
転職を検討してもいい状況とは?
- 疲れというよりもストレスを感じている
- 転職で実現したかったことが実現できていない
- 頑張っているのにちゃんと評価してもらえない
特に、「転職で実現したかったことが実現できていない」のであれば、転職した意味がありません。
その場合は、いくら今の職場で頑張ったとしても、あなたが仕事に満足することができない状況なので、早めに転職を検討しましょう。
こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
今回は私の経験をもとに、転職後に頑張りすぎないほうがいい理由と、転職後になるべく早く活躍する方法を紹介しました。
転職後は無理して頑張らなくていいです。
あなたの体調に気をつけながら、真面目に普通に仕事をこなしていきましょう。