会社を辞めようと思っているのに、職場で「いないと困る」と言われて困ってしまった・・・
「いないと困る」と言われたあなたは、おそらく社内で優秀な方だと思います。
言われて気分が悪い言葉ではないですが、会社を辞めたいと考えている時には余計な言葉になってしまいますよね・・・
「困ると言われても、こっちも困るわ」と言いたいところ・・・
そこで今回は、会社を辞めようと思っているのに「いないと困る」と言われた方が取るべき行動について紹介したいと思います。
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「いないと困る」と言われる人の特徴
まずは「いないと困る」と言われる人の特徴です。
職場で「いないと困る」と言われたあなたは、おそらく次の特徴のどれかに当てはまる方だと思います。
「いないと困る」と言われる人の特徴
- 仕事ができる
- 重要なポジションにいる
- 人当たりが良い
- 臨機応変で柔軟性がある
仕事ができる
いないと困ると言われることが一番多いのは「仕事ができる人」です。
具体的には、営業の成績が良い、技術力が高い、トラブルの時に頼りになる、など、他の社員と比べてレベルの高い結果を出せる人です。
いわゆる「職場のエース」と言われる方ですね。
仕事ができる人がいなくなってしまうと、会社や組織が今まで通りの結果を出すことが難しくなってしまいます。
仕事ができる人の例
- 営業の成績が良い
- 技術力が高い
- トラブルの時に頼りになる
重要なポジションにいる
現時点で「重要なポジションにいる人」もいないと困るとよく言われます。
具体的には、部長や課長といった管理職、チームをまとめているリーダー、など、組織的に代わりがすぐに見つからないポジションにいる人です。
重要なポジションにいる人がいなくなってしまうと、会社や組織が回らなくなってしまいます。
重要なポジションにいる人の例
- 部長や課長といった管理職
- チームをまとめているリーダー
人当たりが良い
「人当たりが良い人」もいないと困ると言われることがあります。
具体的には、性格が良く誰とでも会話できる、コミュニケーション能力が高い、誰からも好かれる、など、いてくれるとその場が明るくなるような人です。
人当たりが良い人がいなくなってしまうと、会社や組織のムードが悪くなってしまいます。
人当たりが良い人の例
- 性格が良く誰とでも会話できる
- コミュニケーション能力が高い
- 誰からも好かれる
臨機応変で柔軟性がある
「臨機応変で柔軟性がある人」もいないと困ると言われることがあります。
具体的には、新しい仕事にも対応できる、不確定な状況でも対応できる、など、会社や組織が変化していく時に必要な人です。
臨機応変で柔軟性がある人がいないと、会社や組織は新しいチャレンジを進めていくことができません。
臨機応変で柔軟性がある人の例
- 新しい仕事にも対応できる
- 不確定な状況でも対応できる
「いないと困る」の本音
職場であなたに「いないと困る」と言ってくるのは、あなたに辞めてほしくないということです。
ただし、「いないと困る」と言ってくる相手によって本心が若干異なると思います。
相手が「上司や役員」の場合
会社にとって都合の良い社員(費用対効果が高い社員)に辞められると痛いなぁ・・・
相手が「同じチームの同僚」の場合
あなたが辞めて、あなたの仕事が自分に回ってくると嫌だなぁ・・・
相手が「仲の良い同僚」の場合
あなたがいなくなってしまうと純粋に寂しいなぁ・・・
とはいえ、言ってくる相手が誰であろうと共通して言えることは「あなたには本当に辞めてほしくない」ということです。
「いないと困る」と言われたら取るべき行動
あなたが会社を辞めたい、もしくは辞めようか悩んでいるという時に、会社から「いないと困る」と言われたら、むしろ絶対に今の会社を辞めてください。
なぜなら、会社や組織があなたに依存していて、あなたが不利益を被りやすい状況だからです。
「いないと困る」というのは、「会社や組織があなたに依存している」ということです。
会社や組織があなたに依存していると、あなたは例えばこんな不利益を被ることになってしまいます。
会社や組織があなたに依存していると・・・
- 他の社員よりもあなたに多くの仕事が回ってきてしまう
- 他の社員のミスを尻拭いする仕事が回ってきてしまう
- 仕事の結果に見合う給料がもらえない
こうした不利益のせいで、「優秀な人から辞めていく会社」なんて言葉をよく聞くわけですよね。
世の中の優秀な人たちもあなたと同じように「いないと困る」と言われ、会社を辞めて、今は別の場所で活躍しています。
なので、「いないと困る」と言われたら今の会社を絶対に辞めると決意し、転職や独立の準備などをどんどん進めましょう。
例えば、登録しておくだけで勝手にスカウトがくる【マイナビジョブ20'sスカウト】 のようなスカウトサービスに登録しておくと、あなたがどんな企業から必要とされているのかが簡単に分かるのでおすすめです。
意外な企業からのスカウトにビックリすると思います。
給料が安くて辞めたい場合
「いないと困る」と言われた方の中で、もし「給料がもう少し高ければ別に文句ないんだけどなぁ・・・」と思っている場合は、一度上司に給料UPの交渉をしてみるのもアリです。
もちろん、「上司に交渉するなんて出来っこないよ・・・」とか、「どうせ給料は変わらないよ」と考えるのもよく分かります。
ですが、自分の不満を一度も上司に伝えないのは「私は現状に満足している」と無言で伝えているのと同じです。
交渉した結果、給料UPがされなかったとしても、あなたが不満を伝えることによって上司は「アイツ結構不満があったんだな、会社辞めなきゃいいけど・・・」と、上司にあなたが辞めてしまう可能性を与えることができ、今後あなたが不利益を被りにくい状況にすることができます。
給料UPの交渉をすることで、上司があなたに気を使い始めるということです。
なので、ぜひ一度上司に給料UPの交渉をしてみてください。
まとめ
あなたは今の職場でいないと困る存在です。
ですが、「いないと困る」と言われるのは、会社や組織があなたに依存している危険な状況であることを意味しています。
そもそも優秀な方には「〇〇さんはいつも成績トップですごいよね」とか「〇〇さんがいてくれて助かったよ」と伝えればいいわけです。
それをわざわざ「いないと困る」と相手を悩ませるような言葉を使ってくること自体に違和感を感じます。
確実に言えることは、あなたは「どこでも上手に仕事ができる方」だということです。
世の中の優秀な人たちが会社を飛び出して転職したり独立したりするのと同じように、ぜひあなたも次の場所で輝くための準備を始めてくださいね。