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【これが本質】詰める上司が無能な3つの理由

2023年8月14日

【これが本質】詰める上司が無能な理由

詰めてくる上司って明らかに無能ですよね!?

はい、あなたの職場にいる詰める上司はおそらく無能です

そんな上司は、こんな言葉をよく使っていませんか?

詰める上司がよく使う言葉

  • 「なんで?」
  • 「で、どうするの?」
  • 「前にも言ったよね?」
こうじ
こうじ

あぁ・・これらの言葉を見るだけでも昔の上司を思い出して寒気がしてきます・・・(泣)

なぜこのような上司は無能なのでしょうか?

今回は、私が考える「詰める上司が無能な理由」についてお話したいと思います!

また、どうしようもない上司の話は他にもあるのでぜひ。

詰める上司が無能な3つの理由

私が「詰める上司は無能」だと思っている理由は次の3つです。

詰める上司が無能な理由

  • 自分が常に正しいと思っている
  • 部下を助けられない
  • チームのパフォーマンスを下げている

自分が常に正しいと思っている

まず、詰める上司に共通して言えるのは「自分が常に正しいと思っている」ということです。

そのため、詰める上司は自分の考えを部下に納得させる」ことしか頭にありません。

自分の考えを部下に納得させることが目的になっているので、立場の弱い部下に対して怒鳴り声で詰めたり理屈で詰めたりと、無能な行動をさらけ出すわけです。

こうじ
こうじ

自分の立場や威厳を守りたいことが表に出ちゃってますもんね。

逆に、優秀な上司は「自分が正しいとは限らない」と考えています。

そのため、優秀な上司は部下の意見にちゃんと耳を傾け、部下の状況や本音を引き出し、瞬時に的確なアドバイスをすることができます。

部下を助けていない

詰める上司は、本来すべき「部下を助ける」ということができていません。

例えば、部下が上司に仕事の状況報告をして、その状況がよくなかったとします。

この時、部下の状況を把握した上司は、「部下の困りごとを解消する」、もしくは「困りごとを解消するために部下が動き出せる状態にする」ということをしなければなりません。

上司が部下のためにすべきこと

  • 部下の困りごとを解消する
  • 困りごとを解消するために部下が動き出せる状態にする

ここでありがちなのが「なんで?」と聞く上司。

「なんでそうなってるの!?」

「なんでそんなことしたの!?」

はい。無能です。

元日本マイクロソフト業務執行役員の澤円さんの分かりやすいお話を紹介します。

「なぜ」で考えるのは大事です。自分を内省して、自分で考えるのは大事です。だけどほかの人に対して「なんで? なんで?」っていうふうに問い詰めるのは、これは申し訳ないけど無能の証拠です。

「What」で聞いてください。「何があった?」、つまり解決しなければならない課題というものを、いかにして掘り出すか? が大事なんです。そして次がこれです。「How can I help you?」って聞いてください。「どうやったらあなたを助けることができますか?」。これがマネージャーの仕事です。

引用:logmiBiz -「部下を「なんで?」で問い詰めるのは、無能の証拠 マネージャーに向いている人・向かない人の違い」(https://logmi.jp/business/articles/324610)

そうなんです。

部下にすぐ「なんで?」と聞く上司は無能なのです。

もちろん、発生した問題に対する原因を明確にするために「なぜ?」を考えることはとても大事です。

ですが、上司から「なんで?なんで?」と問われてばかりいると、部下は「自分が悪かったんだ」と感じてしまい、やがて「言われたことだけやってればいいや・・・」と考えるようになってしまいます。

なので、「なんで?」と問い詰める上司は部下を助けることができないわけです。

「なんで?」と聞かなくても「何があったの?」と聞けば、部下は発生した問題と一緒に原因につながる理由をちゃんと話してくれます。

上司の聞き方の違い

「Why?(なんで?)」と聞く → 無能な上司

「What?(何があった?)」と聞く → 優秀な上司

チームのパフォーマンスを下げている

詰める上司は、「チームのパフォーマンスを上げる」ということもできていません。

1924年〜1932年にアメリカで行われた生産性に関する実験で「ホーソン実験」というものがあります。

この実験では大きく4つの実験が行われ、その結果以下のことが分かったそうです。

ホーソン実験で分かったこと(※一部)

  • 生産性は、労働条件よりも職場の人間関係や仕事への想いなどに影響される
  • 職場で良好な人間関係を築けているほうが成果を発揮できる

仕事のパフォーマンスは職場の人間関係に影響されますが、当然それは上司と部下の人間関係も例外ではありません。

上司から詰められた部下のメンタルは下がり、その結果パフォーマンスが下がることは容易に想像できますよね。

チームのパフォーマンスを最大限に引き出すのは上司の腕の見せ所です!

人は理屈だけでは納得せず、理屈と感情の両方が満たされることで初めてパフォーマンスを発揮できるものなんですね。

まとめ

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今回は、私が考える「詰める上司が無能な理由」を3つ紹介しました。

結局のところ無能な上司かどうかは「部下のことをどれだけ想っているか?」ということだと思いますし、それは部下に自然と伝わってしまうものだと思います。

世の中には無能な上司がたくさんいますが、こうした上司は気付かぬうちに優秀な部下を潰してしまい、やがてチームや組織も潰してしまいます。

仕事をしていく上で上司と関わらないというのはなかなか難しいと思うので、今の上司に嫌気がさしたら部署の異動や転職なども考えてみてはいかがでしょうか。

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こうじ

40代神奈川県在住会社員。
転職2回経験。
会社員15年以上。
15年間同じIT企業で働き、職場環境の悪さに耐えられず39歳で人生初の転職。そんな経験から、私と同じように仕事で悩んでいる人の役に立ちたいと思い、当ブログを運営中。

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