その通りなんだけどさ、その言い方だけ何とかならない?!
今回は、正論だけど言い方がきつい上司への正しい対応について紹介します。
今回の記事を読むと、「正しいことは受け入れつつ、きつい言い方はスルー」ができるようになります!
今回紹介する基本対応で、きつい言い方なんて乗り切っちゃいましょう!
正論だけど言い方がきつい上司への対応方法
まず、きつい言い方で言われる時に一番優先したいことは、「会話をなるべく早く終わらせること」です。
なぜなら、言い方のきつい喋りを聞いているだけで、あなたの気分がどんどん悪くなってしまうからです。
次の基本対処を参考に、上司との会話をサラッと終わらせるようにしましょう。
正論だけど言い方がきつい上司への対応方法
- 心の中で「コント」を始める
- あいづちと「おっしゃる通りです」を忘れない
- 感情的に反応しない
- 反論しない
心の中で「コント」を始める
まず紹介したいのは、きつい言い方であなたの心が病んでしまわないようにするためのテクニックです。
まずはあなたの心が傷つかないようにしましょう!
なぜこんなことを最初に紹介する必要があるのか?
それは、どんな正論もあなたの気持ちが整っていないと素直に受け入れられなくなってしまうからです。
「正しいことは受け入れつつ、きつい言い方はスルー」しましょう!
そこで、上司の話が始まったら、心の中で「コント」を始めましょう!
心の中でコントをすることで、上司のきつい言い方も不思議とおもしろおかしく聞けるようになります。
では、どんな風にコントを始めるのか?
上司の言うことに対して、心の中でツッコんだり、実況を始めたりするのです。
心の中でコントを始める(例)
- 「お客さんにはそんな言い方しないくせに」とツッコむ
- 「さぁ始まりました昭和のご意見番2024!」と実況する
- 「子供の上司 VS 大人の自分」と唱える
- 「今日のシャツ、めっちゃシワシワやん」とツッコむ
こんな感じで、きつい言い方をする上司の話を面白がってみてください。
慣れてくると「きたきた!」と思えるようになりますよ!
あいづちと「おっしゃる通りです」を忘れない
上司が話している間は、適度にあいづちを打ち、話をちゃんと聞いている雰囲気を出しましょう。
さらに、上司の言葉に対して「おっしゃる通りです」と言っておくと、会話がスムーズに終わります。
上司の話をちゃんと聞いている、理解している、という雰囲気を出しておきましょう。
感情的に反応しない
また、上司の言い方に感情的に反応しないように気をつけましょう。
正論とはいえ、きつい言い方で言われていると、あなたの気分がどんどん悪くなってしまいます。
その時に一番注意したいことは、その言い方に対してあなたが反応してしまうことです。
上司は他人の気持ちを考えられないイマイチな人だと思います。
正しい話の内容は受け入れつつ、「そんな言い方しかできない人間もいるんだな」と、哀れな目で見てあげましょう。
反論しない
また、この手の上司には反論しないことも大事です。
上司は反論されるとムキになり、さらにきつい言い方になる可能性があります。
上司の細かな言い間違いに対して揚げ足を取るようなこともしないように気をつけましょう。
言い方がひどすぎる場合に取るべき行動
どんなに正論でも、きつい言い方で言われたら誰だって嫌な気分になります。
上司の言い方があまりにひどい場合は、次のような行動であなた自身を守るようにしましょう。
言い方がひどすぎる場合に取るべき行動
- 上司の上司に相談する
- 社外相談窓口に相談する
- 公的の相談窓口に相談する
- 転職を検討する
上司の上司に相談する
まずは、上司の上司に相談してみましょう。
まずは相談することが大切です。
あなたの上司に対して、さらに上の立場の人から何かしら動いてくれる可能性があります。
また、あなた以外にも「言い方がきつい・・」と感じている同僚がいる場合は、その同僚と一緒に相談してみてください。
上司の上司が何かしら動いてくれる可能性が高くなります。
社外相談窓口に相談する
「社外相談窓口」:企業と契約した弁護士や通報窓口業務会社に相談・通報できる仕組みのこと
もしあなたの会社に社外相談窓口が設置されている場合はこちらに相談してみるのもおすすめです。
特に、上で紹介した「上司の上司に相談する」ということができない場合は社外相談窓口に相談しましょう。
社外相談窓口では、あなたが相談したということが会社に伝わることはありません。
上司の言い方次第ではハラスメントに該当する可能性もあります。
あなたの気持ちが傷ついている場合は、必ず相談するようにしましょう。
公的の相談窓口に相談する
あなたの会社に社外相談窓口が設置されていなくても、公的の相談窓口に相談することができます。
悩みが大きくなっている場合は必ず相談するようにしましょう。
ここでは相談窓口を2つ紹介します。
公的機関の相談窓口
- こころの耳(厚生労働省)
- まもろうよ こころ(厚生労働省)
こころの耳(厚生労働省)
こちらは「働く人」のメンタルヘルスに関するサポートを行っている厚生労働省の相談窓口です。
相談窓口は、電話、メール、SNSでの相談を受け付けています。
また、相談窓口以外にも「セルフストレスチェック」や「セルフケアのe-ラーニング」など、働くストレスに関する様々なコンテンツが用意されているのも特徴です。
サイト名 | 「こころの耳」 |
運営 | 一般社団法人日本産業カウンセラー協会(厚生労働省委託事業) |
相談窓口 | 電話、メール、SNS など |
特徴 | 働く人の悩みに特化 相談窓口以外のコンテンツも充実 |
公式サイト | https://kokoro.mhlw.go.jp/ |
まもろうよ こころ(厚生労働省)
こちらは様々な悩みに関する相談窓口が紹介されている「悩み総合案内所」的なサイトです。
仕事だけにとどまらず、今のあなたに合った相談窓口を見つけることができます。
サイト名 | 「まもろうよ こころ」 |
運営 | 厚生労働省 |
相談窓口 | 電話、SNS など |
特徴 | 様々な相談窓口が紹介されている「悩み総合案内所」 |
公式サイト | https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/ |
転職を検討する
上司の言い方がきつくて辛い場合は、転職も検討してみてください。
初めのうちは求人情報を見るだけでも結構楽しいです!
上司と部下の垣根を超えて、良いコミュニケーションの中で仕事をしている会社はたくさんあります。
いきなり転職を考えるのはハードルが高いと思うので、まずはスカウトサービスでスカウトを待ってみるのが気軽にできておすすめです。
私のおすすめのスカウトサービスは【マイナビジョブ20'sスカウト】 で、登録してスカウトを待つだけで、あなたがどんな企業に必要とされているのかが分かります。
また、求人情報をたくさん眺めてみるなら、求人数の多い「doda」がおすすめです。
私も利用しましたが、様々な職種の求人情報が本当にたくさんあります。
「doda」についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
まとめ
今回は、正論だけど言い方がきつい上司への正しい対応方法について紹介しました。
「正しいことは受け入れつつ、きつい言い方はスルー」が基本です。
これをきっかけに、どんな言われ方をされても平気でいられる「スルーする力」を身につけましょう!