仕事を一回で覚えるなんて無理な話。
にも関わらず、
- 「一回で覚えろ」
- 「前にも言ったよね」
と言ってくる上司や先輩は、はっきり言って無能です。
今回は、「一回で覚えろ」というのが仕事において全く無意味で無能な発言だということを紹介したいと思います。
「一回で覚えろ」という発言が無能すぎる理由
仕事で耳にする「一回で覚えろ」という発言。
優秀な人ならおそらく人生で一度も言ったことがない言葉でしょう。
では、この言葉を発言する人が無能すぎる理由を見ていきます。
「一回で覚えろ」が無能な発言である理由
- 「一回で覚えろ」は、ストレス発散したいだけの発言
- 「一回で覚えろ」は、教育にも指導にもなっていない
- 「一回で覚えろ」と言う上司や先輩は、「一回で覚えてもらう説明」ができていない
- 「一回で覚えろ」と言う上司や先輩も、一回で覚えられないことがある
「一回で覚えろ」は、ストレス発散したいだけの発言
「一回で覚えろ」という発言は、イラついた上司や先輩がストレス発散のために我慢できずに言ってしまう言葉です。
大前提ですが、イラついて機嫌の悪い態度を出していいのは「子供だけ」です。
自分の感情をコントロールできず、部下や後輩に「一回で覚えろ」と発言してしまうあたりが本当に無能です。
世の中には、「同じことは100回までなら聞いてもいいぞ」という大きい器の人もいます。
「一回で覚えろ」は、教育にも指導にもなっていない
「一回で覚えろ」という発言は、教育にも指導にもなっていません。
- 「一回で覚えろ」と言われて、仕事のコツが分かるわけではない
- 「一回で覚えろ」と言われたら、仕事のやる気がなくなる
全然メリットがない発言です。
そもそも、本来実現したいことは、仕事ができない人ができるようになることです。
「一回で覚えろ」と言われても仕事ができるようにはなりません。
優秀な人は、教育や指導の場面で、
- 相手が分かっていないことは何か?
- 相手にどう伝えたら分かりやすいか?
と、相手を軸に教育や指導の内容を考えます。
無能な上司や先輩は、こうした考えができないため、「一回で覚えろ」という無意味な発言しかできないのです。
「一回で覚えろ」と言う上司や先輩は、「一回で覚えてもらう説明」ができていない
「一回で覚えろ」という上司や先輩に限って、説明が下手です。
他の人の説明なら、仕事を一回で覚えらるかもしれません。
「一回で覚えろ」と言う上司や先輩に限った話ではありませんが、仕事で説明が下手なのは次のような人です。
説明が下手な人
- 説明の例えが悪い
- 説明が理解できたかを確認していない
- 自分のペースで説明をする
- 自分が言いたいことだけ説明する
「一回で覚えろ」と言う上司や先輩は、おそらく上のどれかに当てはまるはずです。
「一回で覚えろ」と言う上司や先輩も、一回で覚えられないことがある
そもそも上司や先輩は、仕事のことなら何でも一回で覚えられるのでしょうか?
おそらくそれは無理な話です。
自分もできないことを部下に言うのは無能です。
「一回で覚えろ」という上司や先輩も、一回で覚えられないことがたくさんあります。
例えば、
- 部下からの報告内容
- 部下の休暇予定
といった、部下からの報告をちゃんと覚えていない上司って多くないですか?
自分自身も一回で覚えられないことがあるのに、部下には「一回で覚えろ」というのはあまりに無能です。
「一回で覚えろ」と仕事で言われたら?
もしあなたが仕事で「一回で覚えろ」と上司や先輩に言われたら、次の行動を取りましょう。
「一回で覚えろ」と仕事で言われたら?
- 一切気にしない
- 一回じゃなくていいので仕事を覚えるように努力する
- あなたは「一回で覚えろ」と決して言わないようにする
一切気にしない
「一回で覚えろ」なんて言われても、気にする必要は一切ありません。
無能な上司や先輩が感情任せに発した意味のない言葉です。
さっさと忘れることにしましょう。
一回じゃなくていいので仕事を覚えるように努力する
「一回で覚えろ」という言葉は気にしなくていいですが、仕事は覚えるように努力しましょう。
「まだ覚えてないのか?」なんて言われるのもイヤですしね。
仕事を覚えるのは少しずつで構いませんよ。
あなたは「一回で覚えろ」と決して言わないようにする
間違っても、あなたは「一回で覚えろ」なんて後輩に言わないようにしてください。
自分が言われたからといって、無能な上司や先輩の発言を真似しないように。
もし後輩が仕事を覚えられないようなら、優しく教えてあげるようにしましょう。
まとめ
今回は、仕事で「一回で覚えろ」という発言がとても無意味で無能な発言であることを紹介しました。
もし言われても気にしないこと。
今日も仕事がんばりましょう。