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【これが本質】仕事が忙しいのに給料が安い5つの理由

2023年12月6日

【これが本質】仕事が忙しいのに給料が安い理由

こんなに仕事がキツイのに給料が安くてツラい、、、

頑張って働いているのに給料が安いってすごく不満ですよね。

例えば「毎日終電ギリギリまで働いてるのに・・・」みたいな忙しさで給料が安く感じるのは、あなたの会社に原因がある場合がほとんどです。

ですが、給料が安く感じる原因は会社以外にもあります。

簡単に言うと、給料は「どこで」「どんな仕事」をしているかによって決まります。

給料は「どこで」「どんな仕事」をしているかで決まる

  • 「どこで」・・・仕事をする場所。主に”会社”、”地域”のこと。
  • 「どんな仕事」・・・仕事の内容。主に”職種”、”業界”、"雇用形態"のこと。

同じ仕事でも、”会社”や”地域”が違えば給料が異なります。

同じ職場でも、”受付事務”と”営業”では給料が異なります。

ですが、多少の差はあれど、どんな仕事もだいたい忙しいです。

こうじ
こうじ

もし、「年中ヒマで月収50万円」の求人があったら私も応募したいです(笑)

ということで、この記事では忙しいのに給料が安くて不満なあなたに、忙しいわりに給料が安い理由について紹介したいと思います。

また、他の記事でも仕事のストレスに関することを書いているので、よければ参考にしてみてください。

忙しいのに給料が安い理由

冒頭にも書きましたが、大事なことなのでもう一度書きます。

給料は「どこで」「どんな仕事」をしているかによって決まります。

つまり、今のあなたは、給料が安い会社や地域で、給料が安い業界や職種の仕事をしているということです。

こうじ
こうじ

例えば、「大企業×正社員」よりも「小規模×非正規」のほうが給料が安そうな感じがしませんか?

もう少し細かく分解すると、次の理由のせいで、忙しいのに給料が安くなっているということです。

忙しいのに給料が安い理由

  • 給料が安い「会社」で働いている
  • 給料が安い「地域」で働いている
  • 給料が低い「業界」である
  • 給料が低い「職種」である
  • 給料が低い「雇用形態」である

給料が安い「会社」で働いている

給料が安い理由として、今勤めている会社に原因がある可能性が一番高いです。

全く同じ業界、職種、雇用形態でも、忙しさと給料は会社によって全然違います。

あなたの会社が、他の会社と比べてとても忙しいのに給与が低い理由には、次のようなものがあります。

今の会社が忙しいのに給料が安い理由

  • 売り上げが少ない
  • 人件費を抑えている
  • 中小企業である
  • 下請けのビジネスモデルである

この中でも、特に「人件費を抑えている」という会社の場合は一番危険です。

なぜなら、企業にとって従業員が一番の財産であるにも関わらず、そこをケチるという間違った経営判断をしている会社だからです。

売り上げを上げたり、企業の規模を大きくしたり、ビジネスモデルを変えたりするのは、すぐにできることではありません。

ですが、人件費というのは本気で変えようと思えば経営判断で明日にでも変えられるものです。

こうじ
こうじ

人の価値を理解していない会社は、従業員のための改善をしようという意識がおそらくありません。

あなたが今、「忙しいのに給料が安いのは会社のせいだ」と思っているのであれば、上のどの理由であなたの会社の給料が安いのかを見極める必要があります。

給料が安い「地域」で働いている

給料は働く地域によっても差があります。

厚生労働省の調査結果によると、給料が一番高い東京都と一番低い青森県では、賃金が約12万8千円も違うことが分かります。

都道府県別による賃金の違い

  • 東京都(給料が一番高い)・・・37万5500円
  • 青森県(給料が一番低い)・・・24万7600円

参照:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 都道府県別

賃金が高いトップ5は東京、神奈川、大阪、愛知、兵庫です。

もしあなたがこれらの地域以外で働いている場合は、給料が低く感じることがあります。

給料が低い「業界」である

あなたの働いている業界の給与水準が低い可能性もあります。

全ての会社や団体に当てはまるわけではありませんが、厚生労働省の調査結果によると、次の業界の給与水準が低いことが分かります。

給与水準が低い業界(ワースト5)

  • 宿泊業・飲食サービス業(賃金:25万7400円)
  • サービス業(他に分類されないもの)(賃金:26万8400円)
  • 生活関連サービス業・娯楽業(賃金:27万1600円)
  • 運輸業・郵便業(賃金:28万5400円)
  • 医療・福祉(賃金:29万6700円)

参照:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 産業別

これらの業界は顧客都合で働かなければならない仕事ばかりです。

そのため、従業員が忙しさをコントロールできず、どうしても忙しくなりがちです。

また、ビジネスが価格競争になりがちな業界で、売り上げ拡大がしにくく、従業員の給与水準が上がりにくいです。

今のあなたは、こうした給与水準の低い業界で働いている可能性があります。

給料が低い「職種」である

上の業界の話と少し似ていますが、仕事の職種によって給与が低くなることがあります。

厚生労働省の調査結果によると、次の職種は給与水準が低いことが分かります。

給与水準が低い職種(ワースト5)

  • クリーニング職、洗張職
  • 理容・美容師
  • タクシー運転手
  • 身の回り世話従事者
  • ビル・建物清掃員

参照:e-Stat 賃金構造基本統計調査 / 令和4年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種

※上記データのうち、「きまって支給する現金給与額」と「年間賞与その他特別給与額」と合計した金額を元に、筆者が順位を決定

こうした給料が低い職種には次の特徴があります。

  • 誰でもできる仕事である
  • 価格競争の仕事である
  • サービスの需要に対して働き手が多い

今のあなたの職種は、他の職種と比べて給与水準の低い職種である可能性があります。

給料が低い「雇用形態」である

給料は、雇用形態によっても差が出ます。

厚生労働省の調査結果によると、正社員か正社員以外かで賃金が約10万円も違うことが分かります。

雇用形態による賃金の違い

  • 正社員・正職員・・・32万8000円
  • 正社員・正職員以外・・・22万1300円

参照:厚生労働省 令和4年賃金構造基本統計調査 雇用形態別

もしあなたの雇用形態が正社員以外の場合、忙しいのに給料が安いと感じることがあります。

まとめ

この記事では、忙しいのに給料が安くて不満なあなたに、忙しいわりに給料が安い理由について紹介しました。

給料が安い理由はいくつかありますが、その多くはあなたが勤めている会社に原因がある場合がほとんどです。

まずは今の会社がイマイチだと思ったら、いつでも会社を辞められる準備をしておきましょう。

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こうじ

40代神奈川県在住会社員。
転職2回経験。
会社員15年以上。
15年間同じIT企業で働き、職場環境の悪さに耐えられず39歳で人生初の転職。そんな経験から、私と同じように仕事で悩んでいる人の役に立ちたいと思い、当ブログを運営中。

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