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仕事で褒められないのが「当たり前ではない」4つの理由

2024年2月7日

仕事で褒められないのが当たり前ではない理由

「会社に入ってから仕事で全然褒められないんだけど、それって当たり前のことなの・・・?」

「仕事はできて当然」みたいな謎の空気・・・。

アレって何なんでしょう。

私の持論ですが、私は仕事で褒められないのは「当たり前のことではない」と思っています。

こうじ
こうじ

上司や先輩は仕事でもっと褒めるべきだと思っています。

今回は、「仕事で褒められないのは当たり前ではない」と考える理由について紹介します。

仕事で褒められないのが「当たり前ではない」理由

仕事で成果をあげたのに、誰からも褒められないことってありますよね。

でも私は、それが当たり前ではないと思っています。

なぜなら、次のような理由があるからです。

仕事で褒められないのが「当たり前ではない」理由

  • 「褒める文化」を明言する有名企業がある
  • 「ロサダの法則」の考えがある
  • あなた以外の人が褒められている可能性がある
  • 褒める上司や先輩がいる(私の経験)

「褒める文化」を明言する有名企業がある

仕事で褒められないのが当たり前ではないと考える理由は、「褒める文化」を明言する有名企業があるからです。

様々な企業が褒める文化を取り入れていますが、その中でも今回は「ANA」と「資生堂」の例について紹介します。

「褒める文化」の有名企業

  • ANA
  • 資生堂

この二社、業界は全く違いますが、どちらも仕事で褒めることを意識している企業です。

こんな有名な企業が「褒めると良い効果がある」と言うのなら、仕事ではやはり褒めることが必要だと思うことができます。

ANA

ANAグループは、褒める文化を大切にしています。

「仲間を気づかわない人は、お客様も気づかえない」というのがANAの考え方で、社内での気遣いが浸透しているようです。

また、ANAグループでは社員同士で良いところを見つけたら、それをカードに書いて相手に渡す「Good Job Card」という取り組みもあります。

この取り組みは2001年から行われていて、褒める文化を含めて、社員同士を尊重する風土づくりが長年続けられているようです。

こうじ
こうじ

とても素敵な取り組みですよね。

資生堂

資生堂も褒める文化を大切にしている企業です。

もともと褒めることがあまりなく、できていないことの指摘が多かったそうですが、工場で働く社員を集めて褒め合ったところ、事業に対する要望が聞きやすくなったそうです。

「ロサダの法則」の考えがある

仕事で褒められないのが当たり前ではないと考える理由は、「ロサダの法則」の考えもあるからです。

ロサダの法則というのは、良好な人間関係には「ポジティブ表現」と「ネガティブ表現」の割合が3:1が適切だという法則です。

これを職場の人間関係や後輩指導に当てはめるなら、「褒める」と「叱る」の割合は3:1が適切だということです。

ロサダの法則(ロサダライン)

良好な人間関係には「ポジティブ表現」と「ネガティブ表現」の割合が3:1が適切だという法則のこと。

 

「褒める」と「叱る」の割合は3:1が適切である。

この法則は心理学的な法則であり、数学的な根拠はありません。

ですが、良好な人間関係の上司や先輩からたまに叱られたり注意されることは、素直に受け入れられますよね。

コミュニケーションが上手な上司や先輩は、無意識にロサダの法則を実践できているのかもしれません。

あなた以外の人が褒められている可能性がある

仕事で褒められないのが当たり前ではないと考える理由は、あなた以外の人が褒められている可能性もあるからです。

基本的に、仕事で褒められやすいのは「仕事ができない人が何かできた時」です。

あなたがすでに「優秀でデキる人」として認識されている場合、褒める側の心理として、すでにデキる人に向かって今更褒めにくいという場合があります。

なので、あなたがすでにデキる人だから褒められていないだけで、あなたより仕事ができない人はもしかしたら褒められているかもしれません。

褒める上司や先輩がいる(私の経験)

仕事で褒められないのが当たり前ではないと考える理由は、褒める上司や先輩が少なからずいるという私の経験もあるからです。

私は新人の頃、仕事が全くできませんでした。

そんな中、とても簡単な仕事が1つできるだけで私のとこを褒めてくれる先輩がいました。

「お、いいじゃん」の一言だけでしたが、とても嬉しかったです。

私は褒められると自信がつくタイプなので、新人の頃に褒められたことで、その後の成長につながったと感じています。

そんな経験もあり、私は仕事で褒めることは大事なことだと思っています。

仕事では「褒められる」よりも「認められる」が大事

ここまで、仕事で褒められないのが当たり前ではないという話をしてきました。

そして、仕事ではむしろ褒めるべきだとも言いました。

ですが、褒めるというのは言う側もなかなか難しいのが現実で、「褒められる」ことよりもいかに「認められるか」が大事になってくると考えています。

そもそも「褒める」というのはスキルが必要で、相手の行動を理解し、褒めるポイントを具体的に表現する必要がある難易度の高いコミュニケーションです。

こうした上手に褒めることができる人はなかなかいません。

一方、「認める」というのは相手を受け入れるだけの、誰でも簡単にできるコミュニケーションです。

なので、褒めることが苦手な上司や先輩でも、あなたを認めることは普段してくれるはずです。

例えば、次のようなものが「認める言葉」ですが、上司や先輩があなたに言ってくれることはありませんか?

「認める言葉」の例

  • 「それでOK」
  • 「了解」
  • 「そうしよう」
  • 「よろしく」

あなたの上司や先輩には上手に褒めるスキルがないかもしれないので、上司や先輩から言ってもらえる機会の多い「認める言葉」を、あなたの仕事に対する自信に繋げてほしいのです。

そうすると、仕事で褒められないことに対するモヤモヤした気持ちが少しスッキリすると思います。

こうじ
こうじ

「褒められはしないけど、認められているからまぁいいか」と考えるようにしてみてください。

まとめ

今回は、仕事で認められないことが当たり前ではないと考える理由について紹介しました。

私は仕事でも褒めるべきだと考えていますが、褒めるというのはなかなか難しいスキルです。

あなたの上司や先輩が、上手に褒めるスキルがあるとは限らないので、「褒められないけど認められていればいい」と考えて、仕事に臨んでほしいと思います。

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こうじ

40代神奈川県在住会社員。
転職2回経験。
会社員15年以上。
15年間同じIT企業で働き、職場環境の悪さに耐えられず39歳で人生初の転職。そんな経験から、私と同じように仕事で悩んでいる人の役に立ちたいと思い、当ブログを運営中。

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