仕事中にスマホをいじっている後輩、どうやって注意すればいいんだろう・・・
職場で仕事中に私用のスマホをいじっている後輩や新人って、最近多くないですか。
先輩として注意してあげたいのですが、「パワハラですよ」とか言われそうで、注意するのも躊躇してしまいますよね・・・
「一切スマホを見るな!」とは言いませんが、周りへの配慮も少しは考えてほしいものです。
ちなみに、あなたは「ロサダの法則(ロサダライン)」というのをご存知ですか?
ロサダの法則というのは、相手の成長には「褒める」と「叱る」の割合が3:1が適切だという法則です。
ロサダの法則(ロサダライン)
「褒める」と「叱る」の割合は3:1が適切だという法則。
この法則からも、あなたがちゃんと後輩を注意してあげることは、後輩の成長にとって非常に大切で効果的なことなのです。
ちゃんと注意してあげましょう!
今回の記事に書いている注意の仕方に気をつけながら、ぜひちゃんと注意をしてあげてほしいと思います。
注意する時のポイント
仕事中のスマホ利用の注意に限ったことではありませんが、注意する時に気をつけてほしいことがいくつかあります。
注意された相手がちゃんと受け入れて行動を直してくれるように、以下の点に気をつけて注意してあげてください。
注意する時に気をつけてほしいこと
- 1対1の場で注意する
- ダメな理由をちゃんと説明する
- スマホをいじってること以外は否定しない
- 相手の話もしっかり聞いてあげる
1対1の場で注意する
仕事中の私用スマホの利用について注意する時は、周りに誰もいない状況で1対1で注意してあげてください。
1対1で注意すると、相手が話を受け入れやすくなります。
逆に、周りに誰かがいる状況で注意してしまうと、注意された相手は「恥ずかしい思いをさせられた」、「周りにダメなやつだと思われた」と感じてしまい、あなたに対して不信感を募らせるようになってしまいます。
必ず1対1の場で注意するようにしてください。
ダメな理由をちゃんと説明する
注意された相手がちゃんと納得できるように、仕事中に私用のスマホを使うことがなぜダメなのかを説明してあげてください。
仕事中に私用のスマホを使うのがダメな理由には、次のようなものがあります。
ダメな理由(例)
- 職務専念義務違反に該当する
- 情報漏洩につながる
- 減給評価につながる可能性がある
理由をちゃんと説明しながら注意をしてあげましょう。
スマホをいじってること以外は否定しない
注意をする時は、仕事中に私用のスマホをいじってることについてだけ注意するようにしてください。
もし他の事でも注意したいことや気になることがあったとしても、それは別の機会で注意するようにしてください。
一度に色々言われると、相手は改善しにくくなってしまいます。
また、相手の人格を否定するようなことも絶対にしないようにして、「仕事中に私用のスマホを使うことがよくない」という事象についてだけ否定するようにしてください。
相手の話もしっかり聞いてあげる
注意された相手には、仕事中にスマホを見たくなってしまう理由が必ずあります。
相手の理由や事情はしっかり聞いてあげましょう。
もしかしたら相手にはプライベートな理由や事情があるかもしれません。
その上で、あなたが理解できる理由や事情があるようなら、「そうだよね」とか「それならしょうがないよね」などと共感してあげて、妥協案を示してあげることも効果的です。
こちらが一方的に注意ばかりをするのではなく、相手の話も必ず聞いてあげてください。
注意した後のポイント
仕事中のスマホ利用について注意したら、ぜひその後の経過も気にするようにしましょう。
フィードバックを忘れない
注意をした後は、改善が見られるかを確認して、相手にフィードバックをしてあげてください。
改善が見られる場合
相手をぜひ褒めてあげてください。
「最近あまりスマホ見なくなったね、偉いじゃん」、「最近集中してるね」、という感じで声をかけてあげましょう。
改善が見られない場合
改善が見られない場合、相手に改善できていないことをフィードバックするのと同時に、あなたの上司にも相談するようにしましょう。
もっと上の立場の人から注意することで改善が見られる場合があります。
まとめ
今回は「仕事中にスマホをいじっている後輩への注意の仕方」について、注意する時に気をつけてほしいことを紹介しました。
今回の記事が参考になり、あなたが後輩をちゃんと注意してくれることで、あなたの職場がより正しい環境になってくれると嬉しいです。